バンドメンバーと一緒にいて
苦手だなぁ、ウザいなぁ、嫌いだなぁと思うことってありますよね。
ギタリストとしてのバンド仲間じゃなくても学校や会社でも苦手な人っていますよね。
こういう人と一緒にいたら疲れちゃいます・・・困りますよね。
心配無用です。
この記事を読んだらギタリストの苦手な人との付き合い方が分かりますよ。
エナジー・ヴァンパイア
まず、「エナジー・ヴァンパイア(エネルギー・バンパイア)」と呼ばれる人達がいます。自分のエネルギーをどんどん吸い取って行く人です。
以下のどれか3つ以上当てはまっていたらその人はエナジー・ヴァンパイアです。
- ウソつき
- 悪口を言う
- 愚痴を言う
- 不平不満を言う
- 嫌味を言う
- 被害妄想
- 優柔不断
- 自己中心的
- 見栄っ張り
- 自慢話をする
- 批判大好き
- かまって君
- 嫌がることをする
- ネガティブ
- 独りよがり
- プライドが高い
- 依存が強い
- 責任転嫁する
- 責任感がない
- やたら仕切り屋
- 常に誰かと一緒
- 人の喜びに反論してくる
- 自分が特別な存在だとアピール
- 感情の起伏が激しい
こんな人と、一緒にいると疲れて、暗い気持ちになり、体調がおかしくなります。
対処法
「できるだけ距離を置く」
これだけです。
付き合いが切れれば一番良いのですが、ライブが近かったり、学校の同じクラスで組んだバンドだったりすると付き合いを切る訳にはいきません。
だから「できるだけ」距離を置いて下さい。
でも!
ここまではよくある話です。
さて、あなた・・・ギタリストの自分が上に当てはまっていないと思いますか?
怖・・・
他のバンドメンバーに取ってみたら「自分がエナジー・ヴァンパイアになってる」としたらどうします?そして他のメンバーがこの記事を読んで明日から距離を置かれたら・・・
可能性があるので気を付けて下さい。
さらに!
近年では人がエナジー・ヴァンパイアであることを理由に「いじめる人」が出てきています。これは一瞬で「自分がより強力なエナジー・ヴァンパイアになる」ということです。
「『あいつ』といると疲れるんだよなぁ、『あいつ』うざいよなぁ、『あいつ』下手だよなぁ、『あいつ』エナジー・ヴァンパイアの条件にかなり当てはまってるよなぁ」
と、あなたが言ってしまうと『あいつ』はエナジー・ヴァンパイアではなく、あなたがより強力なエナジー・ヴァンパイアなんです。
わかりますか?
サラリーマンでも
係長につらい思いをさせられてたヒラ社員が、昇格して自分が係長になった途端、部下に同じつらい思いをさせる・・・そしてそれを「俺も耐えたんだ」と正当化する・・・その部下も数年後同じことを部下にする・・・こんなスパイラルに陥っているサラリーマンが多いんです。
自分がなっちゃだめ
自分がエナジー・ヴァンパイアになってはいけません。
「じゃあ、エネルギーを吸い取られる側になれってことか?!」
違います。
エネルギーを作り出す人、つまり「エナジー・ジェネレーター」になるんです。
エナジー・ヴァンパイアの条件リストの反対をしましょう。
- 正直に話す
- 悪口を言わない
- 愚痴を言わない
- 不平不満を言わない
- 嫌味を言わない
- 被害妄想しない
- 優柔不断にならない
- 自己中心的にならない
- 見栄をはらない
- 自慢話をしない
- 批判をしない
- かまってもらおうとしない
- 嫌がることをしない
- ポジティヴ
- 独りよがりにならない
- プライドを持ちすぎない
- 依存しすぎない
- 責任転嫁しない
- 責任感を持つ
- やたら仕切りたがらない
- 常に誰かと一緒にいようとしない
- 人の喜びに共感する
- 自分が特別な存在だと思わない
- 感情の起伏がないようにする
自分がこのようなギタリストになっていればどんどんエネルギーを作ることができます。例えエネルギーを吸い取られてもまた作れば良いだけの話です。
願わくば
エネルギーを作るだけでなく、できればエネルギーが吸い取られて困ってる人に分け与えてあげられるくらいになりましょう。これが「エナジー・ギヴァー」です。
もちろん私自身も発展途上のギタリストですので、カウンセリングやコーチングをしている方達と共に、どうやったら私達が「エナジー・ギヴァー」になれるか常に考えています。
まとめ
- 一緒にいて疲れるエナジー・ヴァンパイアとは「できるだけ距離を置く。」
- 他人にとって自分がエナジー・ヴァンパイアになっていないか確認する。
- 他人をエナジー・ヴァンパイアと言う人自身が、強力なエナジー・ヴァンパイアであることを理解する。
- ギタリストのあなたはエネルギーを作り出す人、つまり「エナジー・ジェネレーター」になる。
- 願わくば「エナジー・ギヴァー」になる。
ギタリストのあなたの人間関係が上手くいくヒントになれば幸いです。
津本幸司
トータル・ギター・メソッドはウェブ上で閲覧できる教材ですが、オプションとして、このようなギタリストとしての生き方についてもライブ動画とコメントのやり取りさせて頂いております。