いっぱいありすぎるスケール
ギターのスケールってどうやって練習するんだろう。
アドリブで実践なんてハードル高すぎ・・・
いつも同じポジションでしか弾けない・・・
こんな悩みありますよね。
心配無用です。
この記事を読んだらどうやって練習するかが分かりますよ。
解決策
「スケールはポジションの最も高い音から下降して、その後最も低い音から上昇するように練習して下さい」
理由
もし、最低音から上昇するように練習してしまうと、
- まず4つ目の音で間違ってしまいます。
- そして4つめの音を覚えて弾けるようになったら7つめの音でまた間違うでしょう。
- それらが覚えられたら11個目の音で間違えてしまい、
- それも覚えられたら13個目で間違えてしまう。
- やっと弾けるようになったら16個目で下降を始める。
となります。
これをすると、以下のデメリットがあります。
- 低音の音の練習回数がかなり増えてしまい、高音の練習回数が減ってしまいます。
- 低音で上手く弾けないと高音にたどり着けない癖が付いてしまいます。
- 低音からスケールを弾き始めないと不安になります。
では、なぜこれらがデメリットなのでしょうか。
なんのためのスケール練習?
なんのためにスケール練習をしているか思い出して下さい。
恐らくリードギターを弾くため、そしてアドリブで使えるようになるためですよね。
では、ギターソロの真似を口でやってみて下さい。
「キュイ~ン、ペロペロペロペロ!」
となりますよね。高音です。
ギターソロの真似をしようとして
「ゴボ・ゴボ・ゴボ・ゴボ」
と、なるひとは少ないでしょう。
しかし、ひとたびスケールの練習となると最初に弾くのは決まって
「ゴボ・ゴボ・ゴボ・ゴボ」
・・・矛盾しませんか?
高い音から練習すると
「キュイ~ン、ペロペロペロペロ!」
と弾きたいわけですので、高音から練習する方が圧倒的に実践に役立ちます。
しかし
しかし、教則本などでスケールを高音から提示すると混乱を招きます。そして見づらくなります。そのため、私を含め指導者はこれからも、最低音やトニック音からの上昇で始まる形での提示を続けると思います。ご自身での工夫が必要ということですね。
まとめ
「スケールはポジションの最も高い音から下降して、その後最も低い音から上昇するように練習する」
すぐにアドリブに応用できますよ。
画期的なギター教則メソッドを開発しました。お早めにトータル・ギター・メソッド